
はいどうも皆さんこんにちは
はい今回はですね、ドイグ展でございます。展覧会の絵を見てその絵について学んでいこうと言う回でございます。
アーティストの絵この人の絵って何がどう凄いんですか?
この人って何がどうすごいの?
この人って何がどう凄いんですか?
質問いただいてるんですよ。
そういう意味で今回はじゃぁそのアートがどう凄いのかっていうことを
アートやってる人間から見て、これすごいなぁ、すごいこれはやばいなっていうところを皆さんに解説していこうかなと思いますのでよろしくお願いします。
結構ね、あのマニアックな話にはなるんですけれども、これ知っておくと絶対に作品に役立つので、
うまい人ってなんでうまいのかって言うこと自体がわかって、
それを自分に取り込めるので自分もそのレベルに行けるって言う所ですよね
はい。
そのための努力とまぁいろいろ必要にはなるんですけれど、
まぁそういったところを知っていただいて、よりアートの練習に努めていただければなと言うふうに思いますので、
はい。
よろしくお願いいたします
またね、このブログに関してはあくまでも僕の勝手な主張です。個人的な見解です。なのでこれが絶対に正解ですと言うものではないです。あくまでも僕の個人の意見なのでまぁまぁそれが自分に合わないなとか、
自分はちょっと違うんだと思ったらそれは全然構わないです。
そのことだけは知っといていただければなと思います。
今回はですねまぁ1回目になりますので、近代美術館のピータードイグを紹介しようと思います。
ドイグと言えばね、もう皆さんもその実力を疑う方はいらっしゃらないと思うんですけれども、僕もやっぱすげえなぁと言うふうに思います。
まぁはっきりってねレベルが高くて面白い人って
特に要するに絵に構造があるんです。
初めて見た時は初めて見た時はびっくりしましたね。
めちゃめちゃすごいですじゃあ何がそんなにうまいのうまく見えるのか?
どういうところが凄いのかっていうの解説していきます。
1 、徹底的にこだわった黄金比率と三分割法。

まず展覧会場入って正面にある駅になりますよね天の川ミルキーウェイと言うタイトルがついていますがこの作品を解説していきます。
この絵はとにかくすごいと、なにが凄いかと言うと臨場感ですね。
ではその臨場感をどうやって出してるかと言うと徹底的にこだわった画面の安定感です。
この絵を見ると1番目につくのが湖の湖面と主題である天の川ですよね天の川を強調するために全く平行に湖の湖面を持ってきてます。そして画面を3つに3分割しているんです。
これは画面の横に定規を当ててみるとわかるんです。
同様に定規を画面の下あるいは上にはめてみるとちょうど3分の1ずつのところに左側の白い細い木と真ん中から右側には緑の明るい緑の木があるんです。
そして湖に浮かぶボートに気がつきます。
見ている人は一気にその風景の中に吸い込まれるんです。そしてまるで自分も湖の上のボートに乗って空に瞬く天の川を見る。
さらには湖面に映り込む星を見ることができるんです。そう、これはまさにラプンツェルの世界ですよね。
2 、スキージャケットの大陸移動

2番目に紹介するのは会場入って左側に行った左手にある作品のスキージャケットです。
これは1番目につくのが真ん中にある五角形の塊ですよね。それが右上にあるスキーのゲレンデ真っ白なスキーのゲレンデんところにググると吸い込まれていくような気にならないでしょうか?
そうです、山のてっぺんからスキーヤーが麓(ふもと)に向けて滑ってくるようです。
そして画面右側の蜜になった部分から画面左側下へ向かって疎になっている部分へ、まさにコロナウィルスの3蜜を避けているような様子ですが、全体に動きが生まれるんです。
3 、C構造のガストホフ

三つ目です展覧会のメインイメージもなっているガストホフですね。
ガストホフと言うのはドイツ語のゲストハウスですから、この真ん中に立っている2人が宿の主人なんでしょうね。
この構造も驚くほど構築されています。すごいです。
画面を3分割する方法は同じですが、1番目につくのはアルファベットの(c)の構造ですよね。この万里の長城みたいなのは真ん中から斜め右後の方向に向かって流れています。
この「C」の形に合わせてすべての形がそこの曲線に同調するように作られています。ですので下書きのまま仕上げられている木と湖の境界線もCになっています。下書きで仕上げられている両側の木から中心の2人とぎゅっと視線が移ります。そこからさらにそのガストホフの主人2人と一緒にその道を歩いていくような気分にならないでしょうか?そうです。
これからここに宿泊して朝目覚めたときの景色まで想像することができるんです。
ちなみにドイグの絵はオークションで
28 億円です。
触らないようにしてくださいね。