
この人を抜きにして今流行っているミニマリストは語れない
#ドナルドジャッド #ミニマリスト #DonaldJudd
こんにちはHIHです
今日は、寝室の本棚にドナルド・ジャッドの埼玉県美術館のカタログがありました。この人を抜きにして今流行っているミニマリストは語れないので、その魅力をお伝えします。
Donaldo Judd / USA
1928年にアメリカ生まれて-1994に亡くなってしまいました。
草間彌生とは生涯の友達
コロンビア大学で哲学と美術史を学んだ後、59-65年まで評論家として様々な美術雑誌に執筆。ニューマンやロスコの草間彌生などの作品を擁護しました。
草間彌生とは生涯の友達で、

ジャッドと同じ住所のマンションに住んでいたこともあります。
2人は、1978年2月に日本でギャラリーワタリでの展覧会のために日本に滞在したんですよ。
ミニマリストの原点
62年床上に立体レリーフを並べ周囲の空間の重要性に視点を置いた作品を発表してから
70年代物質自体と空間中のプロポーションの持つ美しさを重視した仕事を展開。
これが「ミニマリズム」という美術史上非常に重要な運動となったのです。
今、身の回りのものを極力減らすミニマリストの原点です。
本当のミニマリストを目指すならアメリカのメキシコとの国境近くの街、マーファを訪ねてみるのがいいでしょう。
YouTubeに出てましたよ。
戦争中は化学兵器を実験した場所。何もない街、
そこに年間40万人もの観光客を呼び寄せる人、アーティスト。ドナルド・ジャッド
86年に美術家たちを支援するシナティ財団を設立したり、環境保護運動にかかわるなど社会的にも大きな貢献を果したんです。
カッコ良すぎます。
日本の中にもジャッドの信奉者がいます。特に建築家やデザイナー。
それというのも彼の作った椅子が素晴らしすぎる。
日本で見られるジャッド作品
日本でも見られますよ
94年、病床で設計されたファーレ立川の作品が遺作なんです。


静岡県立美術館、東京都現代美術館等に所蔵作品がありますので見られるか問い合わせてみてね。
そして今2020年3月ニューヨークのMoMAで展覧会が開かれているんだってー
ドナルド・ジャッドのMoMAでの回顧展開催に合わせて公開された、過去のジャッドへのインタビュー動画です
行きたーい

調べていてら日本のツアー会社のジャッドのツアーが、行きたい。
アメリカ・ミニマルアートの代表作家ドナルド・ジャッド。1968年に自宅兼アトリエとして購入しリノベーションをした「101スプリングストリート」と、1977年に移住し作家活動の拠点とするために購入したテキサス州マーファにある陸軍基地跡「チナティ財団」のガイドツアーもあるそうです。

そして昨年2019年にはもう亡くなって25年も経つのに新刊が出た。すごい影響力。!!
著者:荒川徹
出版社:水声社
出版年月:2019年8月
この本ではジャッドのデザインしたストレートチェアの話で締めくくられます。身体に寄り添わず、腰掛けると身体の側が椅子になるような奇妙な快適さを持つんだって。
座ってみたい。
まとめ ドナルド・ジャッドの言葉
最後にジャッドの言葉を紹介して今回のアートレクチャーを締めます。

「現実は三次元空間である。それは、イリュージョニズムの問題と実際の空間、筆跡や色彩の周囲や内部にある空間の問題を取り除く」
絵画でも彫刻でもない三次元作品の傾向がデザイナーや建築家にファンを増やし広がっていったんですね
出典
- How Yayoi Kusama inspired Donald Judd | Art | Agenda …www.phaidon.com › art › articles › november › ho…
- Yayoi Kusama | Judd Foundationjuddfoundation.org › programs › yayoi-kusama
- https://casabrutus.com/art/132945
