7月から「Kobe Mural Art Project(神戸ミューラルアートプロジェクト)」が制作を進めてきた神戸市役所のミューラルアート(壁画)が8月14日、完成した。
昨年12月に発足した民間団体「Kobe Mural Art Project」とクロスメディアイベント「078KOBE(ゼロナナハチコウベ)」の連携プロジェクトだ。
市庁舎「2号館ありがとうプロジェクト」と、花時計跡に仮設した本庁舎クーリングタワーの防音壁活用事業だ。

今回のプロジェクトは神戸市建設局長の三島功裕さんと神戸市企画調整局「つなぐ課」の課長の秋田大介さんが中心になり、アートフェスティバル「POW!WOW!JAPAN」の岡本絵美里さんの協力によるもの。

1957(昭和32)年から市庁舎として活用されてきた市役所2号館。阪神・淡路大震災で崩壊し、修繕・補強して使っていた。
市庁舎2号館のミューラルアートを手掛けたアーティストは、
南側3~4階=TITIFREAK(チチフリーク)
南側1階通路=Comic Heads(コミックヘッズ)
北側3~4階=HITOTZUKI(ヒトツキ)

クーリングタワーのミューラルアートを手掛けたアーティストは、
南面(海の面)=KAC(ケーシー)
西面(街の面)=佐藤未瑛(みえい)
北面(山の面)=saggy steez(サギースティーズ)、VERO(ベロ)&KERO(ケロ)

日本中にこのようなストリートアートのイベントとしてのミュラルアートが広まっていくことを、筆者も待ち望むばかりである。
アイキャッチ画像引用 神戸市役所のストリートアートのインスタグラムより https://instagram.com/kobemuralartproject?igshid=18lgb86fh982e